新人デザイナーとして入社から2ヶ月経って感じたこと

 

初めまして!デザイナーの河村と申します。

今回は私がデザイナーを志望したきっかけや、GRASPERSで働く中で感じた事や気付きを紹介していこうと思います。

現在、GRASPERSに入社して2ヶ月が経ちました。
学生時代はグラフィックデザインを中心に、ポスターやパンフレット、雑誌などの紙媒体からwebなど幅広いデザインを学んでおりました。
入社後は、先輩デザイナーさんの制作補助や修正を行なっていたりと、毎日デザイナーとしての基礎を学ぶ日々を過ごしております。

 

デザイナーになろうと思ったきっかけ

子供の頃から絵を描いたり、色の組み合わせを考えたり……と、とにかく手を動かして独自の世界観を作り出すのが好きでした。
本格的にデザインを学びたい!と思ったのは高校生の頃、学校が主催するイベントのチラシを制作した事がきっかけです。
デザインを制作するにあたって欠かせないイラストレーターやフォトショップ……そういったアプリが扱えるわけもなく、お絵かきアプリを使用して必死にチラシを制作しました。
そのチラシが周囲の方の手に渡って「可愛い!」と言っていただけた光景を今でも鮮明に覚えています。
初めてデザインを制作し、制作している間の充実感や楽しさを感じました。それと同時に、デザインで人に情報を伝える難しさも感じ、その経験をきっかけに専門学校に入学。
入学後、より深くデザインの事を学び、一層デザイナーになりたいと思いました。

 

専門学校で学んだデザインの違い

現在デザイナーとして就職をすることができ、楽しいと感じております。
しかし、実際にデザイン業務を行ってみると学生時代のデザイン制作とのギャップを感じました。
具体的にどのようなギャップを感じたか、以下にまとめてみました!

【学生時代のデザイン制作】
・個人で企画・コンセプトを考え制作
・自分の直感・個性
・自分の好き!を盛り込んだデザイン
・どんなにギリギリでも提出日までに間に合えばOK!

【GRASPERSのデザイン制作】
・営業さん・ディレクターさん・デザイナーさんでのチーム作業
・競合他社のリサーチ、デザイン参考を元に制作
・読みやすさ、伝わりやすさ、コンセプトを元に設計されたデザイン
・ご希望納期を考慮した、スケジュール管理

このように学生時代のデザイン制作とギャップがあり、直すことが大変でした。
特に制作前の参考探しは今でも習慣付けるのに必死です…
学生時代のように、自分の知識だけで制作をしてしまうと表現の偏りや、アイデアが浮かばないこともあります。
そのため、参考を探す事で最新のデザインやお客様のご希望に沿ったデザインを作り出すことができるのだと感じました。

自分の直感を大事にしていた学生時代での制作物は如何に自分好みだったのか….
実務に活かせられるよう当時から、様々なデザインのジャンルにもチャレンジしておくべきだったなぁと思います!
学生時代のデザインが自己を表すことが出来るデザインに対し、GRASPERSのデザインはエンドユーザーを意識し、クライアントの目的を実現させるためのデザインだと感じます。

 

これから

あっという間の2ヶ月間でした。
クライアント・エンドユーザーを意識したデザイン制作や、デザインソフト操作の効率化、完成イメージに近づけるためのデザイン知識や表現方法などまだまだ学ぶ事がたくさんあるなぁと日々実感しています。

デザインへの理解は勿論、今ある任された業務をひとつひとつ丁寧にこなし、デザイナーとして一人前になれるよう頑張っていきたいと思います!
今回は以上です!ありがとうございました!