デザイナーがコミュニケーションを取る上で心がけていること。

 

デザイナーがコミュニケーションを取る上で心がけていること。

 

デザイナーになってから、想像よりお客様と、コミュニケーションを取ることが多く、そして大切なことだと思います。

デザインを制作する前、制作時、そして納品まですべての過程で、コミュニケーションが重要視されます。

今回はわたしがデザイン制作の中で、コミュニケーションの面で心掛けていることをご紹介します。

 

1.相手の立場を考慮すること

とくに大切だと思っていることが、相手の立場を考えることです。

お客様に対しても、自分が発する言葉によってどう思うのか?どの提案方法が1番伝わりやすいのか?

常に考慮し、最適な方法を自分の中で選ぶことが大切だと思っています。

 

また、言葉の選び方についても同じです。

デザイナーだとよく使う言葉でも、お客様にとって、そしてお客様の業界にとっては一般的でないかもしれません。

逆に、お客様の業界で一般的なワードが出てきたら、どういう意味なのか遠慮せずに聞く必要があります。

商材によって、記載の仕方を統一する際にもわかりやすいですし、お客様とのやりとりのなかでもスムーズにいくために訊くことは大切ですね。

 

 

2.ゴールを明確にすること

プロジェクトが長期的であればあるほど、スタートから常に同じゴールに向かっていることが少ないかと思います。

数ヶ月で終わるプロジェクトであったとしても、本当に今この課題を解決できているのか?ゴールは変わっていないのか?を確認していきます。

もし変わっているかもと少しでも感じたら、立ち止まり見直していくことを忘れないように心がけています。そのまま進んでしまうと、大幅な修正になってしまったり、修正ができず、違う目的地へ半ば強引に向かってしまうことはなんとしてでも避けていきたいです。

 

 

3.嘘をつかないこと

【2.ゴールを明確にすること】で記述した通り見直しが必要なこともあります。そんなとき、躊躇して、見直しを提案しないという選択ではなく、理由をしっかりと言語化し、お伝えする必要があると思っています。

また、曖昧な回答は避けるようにしています。納期や、webの再現性など、実現できるか未確定な場合、信頼関係をくずさないためにも、確認させていただきますなど、持ち帰ることもときには必要です。

 

4.社内での話し合いを大切にする

お客様とのコミュニケーションも大切ですが、おなじくらい社内でのコミュニケーションも大切にしています。

認識を揃え、次に何をするのか共通の元すすめていきます。

社内でのコミュニケーションがうなくいかないと、相談が遅れてしまったり、しなくなったり、タスク状況が知らないままプロジェクトを進めることになり、パフォーマンスも悪くなってしまいます。

他スタッフが理解しやすい言葉で伝えることが、伝える側の責任だと思っています。言葉で理解しづらいと思った場合は、書いて伝え、相手に寄り添うことが大切です。

 

 

いいデザインを作れたとしても、コミュニケーションが取れないと、最大限のデザインスキルを発揮できません。

コミュニケーションの質で、クオリティに差が生じるということです。

ひとりひとりに向き合い、自分も大切にしながら、デザインしていきましょう。

 

 

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